初めましてなんちゃってアングラーのtaichiです。
だいぶ暖かくなってアウトドアのシーズンが本格的に到来してきました。
今回は渓流釣りを始めてみようかなという人の為にまず揃えておいた方がいい道具をご紹介致します。
著者は渓流釣りはまだ初めて2年の初心者なのですが、美しい景観とこれまた美しい渓流魚は時間を忘れさせてくれます。
渓流魚釣りの種類
渓流魚を釣る釣りでも大きく分けると2種類あります
・管理された釣り場で放流魚を狙うエリアトラウト
・自然に流れる渓流の中で渓魚を狙うネイティブトラウトがあります
このサイトでは主により自然を味わえるネイティブトラウトについてご紹介していきます。
まず渓流釣りには、様々な種類があります。一般的なものをいくつか挙げると以下の通りです。
- フライフィッシング:フライと呼ばれる人工餌を使って、トラウトやその他の魚を狙う釣り方です。フライを投げるための専用のロッドやリールを使います。
- ルアー人工フィッシングアー:餌であるルアーを使って、トラウトやその他の魚を狙う釣り方です。スプーンやスピナーやミノー、クランクベイトなどのルアーを使います。カラーや誘いかたなど流れの強さや天候、活性、レンジ(深さ)によっても変わってくるので探求しがいがあります。
- テンカラ釣り:日本発祥の釣り方で、簡易的なロッドとリールを使用して、渓流での釣りを行います。専用のテンカラ竿を使い、フライフィッシングに近い釣り方ができます。
- ベイトフィッシング:生き餌やエサを使って、トラウトやその他の魚を狙う釣り方です。振り出し竿を使った釣り方が一般的で川幅や状況におおじて竿の長さや硬度を選ぶと良いでしょう。餌は釣り具屋さんで購入できるものだとイクラやブドウ虫があり現地で調達できる川虫などもいます。
これらの釣り方は、状況や目的に応じて選択されます。 例えば、フライフィッシングは、美しいフライの飛び込み音や、リズミカルなキャスティングの動作が魅力的です。
静かに自然と向き合う釣りを楽しみたい人にルアーフィッシングは、ルアーの種類やカラーを自由に選択できることから、よりアグレッシブな釣り方ができるという特徴があります。
僕がやっている渓流釣りは振り出し竿を使った餌釣りとルアーを使ったルアーフィッシングになります。
今回は主にルアーを使ったルアーフィッシングと餌を使ったベイトフィッシングで必要なものを主にご紹介していきます。
渓流釣りで必要なもの① 装備編
- ウェダー
- ランディングネット
- 釣りベスト
ウェダー
基本的に渓流釣りは下流から上流に釣り上がっていく釣りで、いろんなポイントを探れるのでそこが醍醐味でもあります。
場所によっては水深が深い場所もあるので長靴などでは水が入ってきてしまいます。
そこでおすすめなのがウェダーという胸元まで水の浸水を防いでくれるアイテムになります。
よりアクティブさを求めるならウェーディングシューズとのセットをおすすめしますが今回は楽チンな一体型をご紹介致します。
さっと履くだけなので非常に楽なのと価格帯的にもリーズナブルなので入門様にはおすすめです。
ランディングネット
餌釣りをするにしてもルアー釣りをするにしても必要になるのがランディングネットです。
個人的には針が網にからみにくいのでラバーで出来たタイプのものがおすすめです。
ランディングネットは持ち手がウッドになってるものやネットの色も様々あります。
美しい渓流魚との相性も良く額縁の様に写真映えするという見て楽しめる要素もあります。
また、魚をリリースする場合は個体自体を痛めにくいのでもっておくべきアイテムになります。
釣りベスト
餌釣りをするにしてもルアーをするにしてもあると便利なのが釣りベストです。
ラインカッターにルアーケースに針外しなど釣りではたくさんのアイテムを使います。
そんな時にバックパックなどに入れているよりも取り出しやすくアクティブに動く渓流釣りで重宝するのがベストになります。
こちらも様々なタイプがあるので自分好みの物をセレクトしてみて下さい。
ここまでが渓流釣りに行くうえで最低限必要な装備になります。
次の項目ではいよいよ実釣アイテムのご紹介です。
渓流釣りで必要なもの② 実釣編
ルアーフィッシングで必要なもの
- タックル
- リール
- ライン
- ルアー
タックル
一般的に、渓流ルアーフィッシングで使われる竿は、6~8フィート程度の長さで、ライトアクションまたはウルトラライトアクションが主流です。柔らかい竿を使うことで、魚が引いたときに竿がしなるため、魚の引きを楽しめます。
また狙う対象にもよりますが渓流では比較的小さめのルアーをつかう事が多いのでやわらかくしなる竿の方がルアーをなげやすく、ルアーへのアクションも伝えやすいという点もあります。
川幅のある本流域から川幅せまい源流域など場所によって長さを選ぶとよいでしょう。
リール
渓流釣りでのリールは比較的コンパクトなものが定番です。1500~2000番台を僕は使っています。
また渓流釣りでは軽量のタックルが求められます。そのためリールも軽量で、コンパクトなボディが使いやすいとおもいます。
ギア比:渓流釣りでは、小型のルアーを使うことが多いため、高速な巻き取りが必要です。ギア比が高いリールを選ぶことで、巻き取りがスムーズに進みます。手返しが早く一回転で巻ける量が多いハイギアのリールがおすすめです。
また渓流釣りで使われるリールは、スピニングリールが多く使われます。スピニングリールは、軽量で操作性に優れ、スムーズなドラグ機能があるため、渓流釣りに適しています。ベイトリールも使われますが、操作がやや難しいため、経験豊富な釣り人に向いています。
ライン
渓流釣りで使うラインは様々あります。主に使われるのがナイロン、PEライン、エステルライン、になります。
僕も初めはナイロンラインを使っていましたが渓流はラインが岩に擦れたりすることも多く、劣化が早く糸癖がつきやすいという点から現在はPEラインに変えてリーダーをフロロカーボンにしています。
フロロカーボンラインは、水中でほとんど見えないため、魚に分離しやすく、ナイロンラインよりも切れにくいという特徴があります。
現在はPE:0.6のフロロカーボン1.5を使用しています。
PEラインに変えてから糸癖の付きやすさはほぼなくなったと思います。
ただナイロンラインの方が定番のラインでリーダーと結ぶ必要もなく扱いやすいという点もあるので初めての方はナイロンラインでも良いと思います。
PEラインに比べて伸びがあるので劣化したら糸を変えるようにすれば糸癖もつきにくいと思います。
ルアー
渓流釣りで使用するルアーには様々な種類がありますが、一般的なものをいくつか挙げると以下の通りです。
- スプーン:渓流スプーンは、細長い形状で、中央に穴が開いたデザインが一般的です。この形状により、水の抵抗が少なく、スムーズに水中を移動することができます。そのため、スプーンが水中で回転し、光を反射して魚の注意を引く効果があります。重さは2~5g程が一般的な渓流魚を狙うのに適していると思います。
- ミノー:小魚の形をしたルアーで、水中での動きやすさが特徴です。
だだ巻きでも釣れますがより魚にリアクションを伝えて食いつきをよくするためにツゥイッチやダートなどを加えると
釣果UPを狙えます。 - クランクベイト:水中を引っ張ることで、泳ぎのリアルな動きを再現します。
- ジグヘッド:シンカーとフックが一体化したルアーで、釣り人が自由にソフトルアーを組み込むことができます。
- ワーム:柔らかい素材でできた虫やミミズなどを模したルアーで、水中で自然な動きを再現します。
- スピナー:自分が初心者に一番おすすめな渓流ルアーがこちらのスピナーになります。
渓流スピナーは、ブレードと呼ばれる滑らかな羽根状の部分と、ボディと呼ばれる釣り糸を通す部分から成り立っています。
ブレードは、水中で回転することで光を反射し、魚の注意を引く効果があります。
着水と同時にブレードか回転してアクションを起こしてくれるのでただ巻きでも魚が反応しやすく非常に扱いやすいです。
これらのルアーは、渓流釣りの状況や左右の魚によって使い分けられます。また、釣り人によって好みや釣り方によっても異なる選択が生じることがあります。
ベイトフィッシング【餌釣り】で必要なもの
- 振り出し竿
- 仕掛け
- 餌
もっとも定番で魚のいる場所や川の流れを把握しやすいのが餌釣りになります。
餌釣りでも様々な漁法がありますが今回は振り出し竿を使った釣りの仕掛けをご紹介していきます。
振り出し竿
渓流餌釣りではしまったり伸ばしたり出来る振り出し竿を使います。
ルアーフィッシングと違って遠投することは出来ないので川幅によって長さを選ぶと良いでしょう。
渓流餌釣りでは比較的細いラインを使うのとわりかしどんな川幅でも対応しやすいので450~5m程の竿を始めは使うのが良いでしょう。
仕掛けは竿と同じくらいの長さか竿よりやや短くしておくと投げやすいです。
源流域では川幅が狭く頭上に木などの障害物も多いので仕掛けを短くして魚がかかったら徐々に竿を短くして魚を手前まで持ってくるちょうちん釣りという釣り方などもあります。
振り出し竿だけでいろいろな釣りが楽しめるのでもっておくと便利です。
仕掛け 【ミャク釣り】
渓流餌釣りでも様々な釣りかたがありますが渓流は流れが強い箇所もあり浮き釣りなどだと浮きが沈んでしまいあたりがわかりにくいのでミャク釣りがおすすめです。
ミャク釣りで必要なものが以下になります。
- 天井糸
- ライン
- 目印
- 錘
- ハリス止め
- 釣り針
こちらがミャク釣りで必要なものになります。
振り出し竿で先端のリリアンという部分にちちわ結びで繋いで仕掛けを作っていくのですがまずはどのような仕掛けか理解して自分の好みで作っていく方が絶対によいのでここでは作りかたは割愛させて頂きます。
釣り具やさんで竿の長さに合わせたミャク釣りの仕掛けが既に出来ているものが売っているので、そちらはちちわ結びをしなくても簡単に装着できるようになってますのでまずはそちらを使ってみましょう。
餌 ① 【市販で買えるもの】
渓流のターゲットは主にヤマメ、イワナ、ニジマス他にもいますがこの辺りがターゲットになってきます。
市販で釣り具屋さんで買える餌
- イクラ
- ブドウ虫
- ミミズ
コンパクトで冷蔵庫にいれて結構日持ちもすることからブドウはおすすめです。
生き餌に触れない方はイクラから始めるのが良いでしょう。
餌② 【現地で採取】
現地で採取できる餌もありますのでご紹介致します。
- キンパク
- クロカワムシ
- ピンチョロ
- 川ムカデ
これらの虫は渓流や川辺の石を動かすといます。
川の中だと川虫採取用のネットを後方に構えて石をどかすと採取することが出来ます。
これらの生き餌は実際に渓流魚たちが普段から食べている餌なので市販の餌に警戒して反応が薄い時などにも有効です。
さあ釣りにいく準備は整いました次回はいよいよ実釣編です!